ホッと一息 しませんか

▼ 第53話 「エレベータの秘密」   

エレベーターの秘密 その1
エレベーターが2基並んでいて、片方は普通、もう一方は車椅子のマーク。
この2基の違い、ご存じですか?
先ず車椅子マークの方はボタンの位置が低いところに設置されています。
次に扉の開閉時間が車椅子のマークの方が10秒くらい長く設定されています。
そして、決定的な違いは、車椅子のマークのエレベーターには鏡がついていることです。
実はこの鏡、車椅子の方がエレベーターを利用するとき、前向きでエレベーターに乗り込んで、後ろ向きで出るときに後方を確認するためについているそうです。身だしなみを整えるため、防犯上のためと思っていましたが、そんな大事な役目があったとは、今まで知りませんでした。バリアフリーが進み、みんなが快適に暮らせるこのような工夫がさらに広がっていけばいいなとおもいます。(この鏡、ベビーカーにも優しいです)

エレベーターの秘密 その2
エレベーターに乗って行先ボタンを間違えて押してしまって、別の階に止まってしまった、という経験、ありませんか?
「行先ボタンを2回押すとキャンセルできる」と聞いたことがあるのでやってみましたが、うまくいきませんでした。家に帰って、インターネットで調べてみたところ、キャンセルするやり方は、メーカーによって違うようです。そのやり方は、それぞれのエレベーターの取扱説明書には記載されているそうですが、それを、エレベーターの中に表記することはされていないということです。(いたずら防止のため)
キャンセルボタンというのもあるそうですが、これもオプション。設置していないのが普通だそうです。
昔は、エレベータガールと言う人がいて、行き先は伝えれば良かったんだけど…………

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