ホッと一息 しませんか

▼ 第55話 「忘れられない思い出の味」   

当時、消防出張所に勤務していた私は、いつもの様に当番の同僚が作ってくれる夕食を食べに、食堂に向かいました。
じつは、その日は、私の還暦の誕生日。
彼らは、私に、内緒でお祝いの赤飯焚いてくれていました。
いつものどんぶりに、てんこ盛りの赤飯。
同僚の気持ちが嬉しくて、忘れられない思い出の味となりました。
その日から10年。古希を迎える日、その時の同僚の事を思い出し、メールを送りました。
「赤飯炊いてくれたこと覚えてるか? 元気に 古希だぞ!!」と。

皆さんにとって、忘れられない思い出の味は何ですか?
どんな風景、どんな料理、どんな人の顔が浮かんできますか?
人それぞれに、思い出があります。


今日のおまけ

仕事柄、いつものように、そろそろ点検、点検と
火災警報器の紐を引っ張り、
「ピーピー」と言う音を聞きながら、
「よしよし」と安全確認していたら、
隣の部屋から妻が
「あなた、冷蔵庫開けっ放しじゃない?」って(笑)

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