ホッと一息 しませんか

▼ 第66話 「夏休み 3部6組 花火大会の思い出」   

5年ほど前まで、私の住む3部6組では地域の方々と一緒に夏を楽しむ「花火大会」を開催していました。
自宅の前の空き地を借り、各家にお知らせをポスティングし、夕方からブルーシートや椅子を並べ、水バケツ、照明器具、花火を準備しました。
開始時間になると、大人から子供まで70人ほどが集まりました。
花火の注意点は、腹話術の相棒の消ちゃんが教えてくれます。
「後ろから名前を呼ばないでね。振り向くときに花火が人の方を向くからね。」
「連発花火の燃えカスが落ちてくるときに手で受け取るとヤケドするよ。」
「水バケツは、喉が渇いたときに飲むためではないよ。」
大人も子供も笑顔いっぱいです。
最後は「線香花火」です。燃え尽きた玉が地面に落ちるまでに願い事を言うと叶うぞ!と。
花火が終わると、みんな和気あいあいと帰っていきました。
3部6組ではこんな「花火大会」を10年続けました。地域のコミュニケーションはどの部のどの組よりもいいと自負しています。
一緒に花火をした子供達ももう中学生です。夏のこの時期になると思い出す「花火大会」の思い出です。

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