ホッと一息 しませんか

▼ 第80話 「和合町3部6組のクリスマスの思い出」

第66話で「3部6組花火大会の思い出」を掲載いたしました。今回は、同じく「3部6組のクリスマスの思い出」を掲載いたします。12月に入ると3部6組の各家にクリスマスのお知らせをポスティング。クリスマス当日、私はサンタ姿で、自宅玄関前で子供たちを待ち受けます。近所に住む子供もサンタ姿でお手伝いをしてくれました。
大、中、小の3つの大きさの穴が開いた、大きな箱。その中には、飴玉、煎餅、クッキー等のお菓子がいっぱい入っています。穴に手を突っ込んでお菓子をつかみ出すのですが、穴は、最初にひくくじ引きで決まります。小の穴を選んだ子は、お菓子をいっぱいつかむと箱から手が抜けなくなってしまい、仕方なく、つかんだお菓子を捨てなくてはならないのです。
中には、絶対手を離さないという子もいました。
私が作ったくじの中には、箱のふたを開けて自由につかめるという大当たりも入っていて、一人2回チャンスに子供たちはドキドキわくわくでした。
このような催しを10年続け、そのころ小学生だった子供たちももう中学生です。
サンタのこと、覚えているかな…

そうそう、サンタはこんなことがあったのをしっかり覚えています。
ある年のクリスマス。5歳の女の子がサンタにプレゼントをくれました。きれいな包装紙に三角形、ハートの形、丸い形の石ころを包んでありました。彼女が畑で見つけた特別な形の石ころ。とっても嬉しかったです。そして、その時、腹話術のお人形の消ちゃんはキャラメル4個をもらいました。



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