「くりん」と学ぶ環境美化 2024/06/08 第13回 「海洋プラスチックゴミ」 私達が使っているプラスチックが、海の環境を破壊し、生き物にも影響を与えています。 餌と間違えて、ビニール袋を食べてしまったクジラ、ウミガメやイルカがプラスチック製の袋や網が体に絡まってしまったり、また、小さな破片になったプラスチックを魚や貝が食べてしまうという例が多数報告されています。 海に流れ込むプラスチックごみは年間で500万~1300万トンともいわれています。 2050年に海洋プラスチックの量は、魚の量を上回ると予測されています。 プラスチックごみはどうやって海に行くのか?ポイ捨てや、屋外に放置されたプラスチックが雨や風により河川に入り、海に流れ出るという経路をたどります。海に流れ出たプラスチックごみは漂流しながら遠くに運ばれたり、海岸に打ち上げられたり、海底に沈んでしまったりします。浜松市ではクリーン作戦として海岸等の清掃を行っています。 海洋に出てしまったプラスチックごみを拾い集める前に、各自ができる事をおこない、海洋プラスチックごみが出ないように今日から気を付けましょう。 ・レジ袋をもらわない ・詰め替えのものなどを使いゴミを出さない ・ごみのポイ捨てはしない(ごみの持ち帰り) ・分別の徹底 ・散乱したごみをそのままにしない(拾い集めよう) ・使い捨てのプラスチックの使用をやめよう 詳しくはこちらから 記事一覧を見る