和合まちかど情報 町内で見つけた、きれいな花、お得な情報、皆様から投稿いただいた写真などを掲載します。 「季節だより」からこちらに移りました。 皆様からの投稿をお待ちしています。 2024/06/08 「山吹」 「山吹」は鮮やかな黄色の色をつけます。古くは「山振(やまぶり)」と呼ばれ、万葉集にも19首が詠まれています。花言葉は「金運」。花の色の山吹色が黄金のような色であることからついたそうです。時代劇で「山吹色の饅頭」というのを聞いたことがあります。これは大判小判を入れた菓子折りの事で悪代官に賄賂として贈呈されたものの隠語です。 「山吹」の花は、一重のもの、園芸種の八重のものがありますが、「七重八重、花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」という後拾遺和歌集の歌にもあるように八重のものは実を付けないそうです。ちなみに、この歌は室町時代の武将、太田道灌が、急な雨に見舞われた時、雨具の蓑を借りようと一軒の農家を訪れたとき、山吹の実がならないことと、道灌に差し出す蓑が無いということを掛けて、その農家の少女が山吹の花をそっとを道灌に差し出したという逸話にも登場します。 記事一覧を見る