Shining Life (素敵な人生) 和合町で素敵な人生を送っている方にインタビューし、月1回掲載します。 2024/05/10 日本全国「乗り鉄」の旅を続ける「新田由紀子さん」 5部にお住いの80代女性「新田由紀子さん」。ご出身は広島県呉市。ご結婚され、浜松に来て、子育てと仕事に60代まで頑張ってきたそうです。 その頃の旅は、実家広島への年1~2回の新幹線での帰省くらいだったとか。 本格的に鉄道の旅を始めたのは63歳の時。青春18きっぷや、大人の休日クラブなどのお得な切符を使いながらの一人旅。時刻表を繰り、路線図を見ながら、列車を選び、乗り継ぎの時間を考え、自分で旅行のスケジュールを立てていきます。旅行行程のタイムテーブルが書かれた自作のメモを手に、浜松駅から乗り鉄の旅は始まります。 これまでに全国の鉄道はほとんど制覇したとおっしゃる新田さん。一回だけでなく何度も乗っている路線もたくさんあります。頭の中には日本中の鉄道路線、駅が入っています。近年は、廃線になる路線もあったりして、第3セクターの電車やバスを乗り継ぎながらの旅が多くなっているそうです。これまでに行った旅の消印入りの切符はすべて残してあり、乗り鉄の新田さんの旅を証明する、とても大切なコレクションです。 現在、夢中になっているのは、大間(青森県)、宮古(岩手県)、串本(和歌山県)、下関(山口県)の本州の4端を乗り鉄の旅の途中に訪れ、本州四端踏破証明書をもらうことだそうで、平成19年の串本からはじまって現在までに11枚のこの証明書をすでにもっておられます。「全ての路線を制覇した」「本州のすべての端っこにまで行ってきた」という達成感が好きとおっしゃる新田さん。 次はこのルートでここに行って、あそこを回ってといつも考えておられる新田さん。 路線図をみながらお話ししてくださる目はきらきらして、とっても素敵でした。 5月もまた旅に出られるとか。もちろん大間にも寄ってきますとのことでした。 記事一覧を見る