人生 あ・ら・か・る・と 年齢を重ねてきた今、昔から大切にしていた記録、メモ、本、レコード、などから、これまでの人生を振り返るエッセイのコーナー「人生あ・ら・か・る・と」です。 掲載は月1回1日。筆者は4部のKOさんです。どんな話題が出てくるか、お楽しみください。 2026/02/01 第20回 音楽がいつも傍らに「ジャズ」 前編 ジャズが誕生して、100年余り経つ。(1910年頃から20年始め) 最初は、黒人がニューオリンズと云う街で、葬儀の帰りに古びた楽器(トランペット、トロンボーン、チューバー、クラリネット)等と壊れたバケツを叩いて、音楽を奏でながら、葬列を組み行進したのが起源とされている。 やがて、音楽好きが集まり演奏するようになった。楽器構成は、ピアノ、ベース、トランペット、トロンボーン、ドラムの5人(クインテットと云う)で合奏から始まり、ソロ(1人)が中心の演奏をし、最後にまた合奏をして終わる。約5~6分の演奏時間で、デキシーランドジャズと呼ばれている。(この演奏スタイルは、今でも引き継がれている)楽譜もないし、録音もほとんど残っていない。(1917年1月、オリジナル・デキシーランド・ジャズバンド、ニューオーリンズ出身の5人組白人バンドのレコードが最古とされている) 私が10代のころ、兄から聞いたジョージ・ルイス(クラリネット奏者)と云う名前をなんとなく憶えていて、或る時ヤマハで見つけ購入した。「ジョージ・ルイス、イン トウキョウ1964 VOL2、1964年5月23日、東京厚生年金ホールでの実況録音、全6曲、キングレコード」である。前年にも来日し、3カ月間に90回もの公演をしている。 デキシーランドジャズは、ニューオーリンズからシカゴへ移り、一時期下火となり、ジョージ・ルイスは失職、沖仲士(はしけと船との間で、荷物の上げ下ろしをする人夫)をして、生活していたが、デキシーランドリバイバル運動が起き、復活した。 8人編成のバンドを組み(クラリネット、トランペット、トロンボーン、バンジョー、ピアノ、ベース、ドラムス、歌手)公演した。 「荒れ果てた十字架」という曲目のジョージ・ルイスのクラリネットの柔らかさ、やさしさ、素朴さが素晴らしい。気に入った。一曲目の「世界は日の出を待っている」のエマニエル・セイレスのバンジョーもとても良い。LPレコード、都合3枚購入して聴いた。 後編に続く(筆耕:和合町在住KO) 記事一覧を見る