●防災ニュース 「関東大震災から100年」 09/01 2023 1923年9月1日午前11時58分。今から100年前、相模湾北西部を震源とするマグニチュード7.9の関東大震災が発生。被害家屋は延焼火災も含め37万棟、死者、行方不明者は10万5000人と甚大な被害が出ました。後の阪神淡路大震災の死者、行方不明者が5500人、東日本大震災が1万8000人というところだけ見ても、その規模と社会的な影響の大きさがわかります。この地震では、震源が相模湾内であったので早いところでは5分後には三浦半島から、伊豆半島東岸で高さ数メートル以上の津波を観測したそうです。(熱海で12メートル。房総半島相浜で9.3メートル) そして、経済的なダメージもとても大きなものでした。 そんな、大きな地震から100年。この地震の後も、日本では大きな地震が何度も起こっており、今後必ず来るとされている南海トラフ巨大地震に向けて、国、県、市町村は、被害想定を作り、また学者たちは様々なデータを解析し、一丸となってできる限りの備えを行っています。自主防災隊、消防団などでも訓練を繰り返しいざというときのことを考えて、様々な取り組みを行っています。しかし、一番大切なことは、人任せではダメだということです。 何度も繰り返しになりますが、自分事としてとらえ、その時、どうするのか?何をしておかなければいけないのか?など、この機会にもう一度、しっかり一人一人が考えていただきたいと思います。そうすることが、自分を、大切な人を守ることになります。 和合町自主防災隊 防災コーデイネーター 松山美佐 防災ニュース全体を表示 お知らせTOPへ戻る