●防災ニュース 「大人のための防災教室」:1部 災害等への備え 01/23 2024 1月21日開催いたしました「大人のための防災教室」の内容についてご紹介をさせていただきます。本日は株式会社レーベンプラン ことり薬局 の伊東譲氏による第1部「災害等への備え」~災害時におけるお薬手帳の重要性について~です。 ① 保険薬局の役割について ② お薬手帳とは…処方された薬の名前、量、回数などの記録が書かれています ・あなたの薬の情報を正確に伝えられます ・薬の重複や、飲み合わせを防ぎます ・同じ副作用の再発を防ぎます ➂ お薬手帳の使い方…お薬手帳には紙のものとスマホによるものがあるが、それぞれにメリット、デメリットがある。おすすめは紙。お薬手帳に、自分で症状、血圧など気になることを記入しておくと、病院や薬局で聞くときに正確に伝わり、必要な情報が得やすくなります。 ・普段から持ち歩くようにする ・すぐに持ちだせる場所に置く ・保管場所を家族に知らせておく ・災害時に非常持ち出し袋に入れて持ち出す ・被災時の紛失に備えスマホで写真を撮っておく ・1冊にまとめる ④ 災害時の薬の確保 ・災害時は混乱が落ち着く3~4日は病院に薬が足りなくなったという理由での受診はできないので、予備を保管しておくこと ・特に糖尿病の方、透析をされている方はあらかじめ薬剤師さんに相談しておきましょう。糖尿病の患者さんは、糖尿病以外の病気にかかったりと、体調が悪くなった時(シックデイ)の対処法を知っておきましょう。 ・お薬手帳で服用薬がわかれば、薬をもらうことができるやり方があります。 ※但し、様々な条件がありますので、必ずしもすぐにかかりつけ薬局に行けばもらえるということではありません ⑤ お薬を飲み忘れたとき…2回分を1回でのまないこと ・1日3回の薬…4時間以上あける ・1日2回の薬…5~6時間あける ・1日1回の薬(血圧の薬)…朝忘れたらその日のうちにのむ ・起床時に飲む(ほねのくすり)…次の日の朝にのむ ・食前の薬(糖尿病)…食事中なら飲んでいい。(食後は効かないので飲まない) ⑥ かかりつけ薬剤師…かかりつけ薬局、かかりつけ薬剤師がいると、安心です。 ・自分の薬のことをわかってくれている薬の専門家です ・薬局が開いていない時間にも薬の相談ができます ・在宅医療のサポートもしてくれます ・災害時の注意点も薬剤師と話し合っておきましょう 防災ニュース全体を表示 お知らせTOPへ戻る