ホッと一息 しませんか
岩瀬さんは3部にお住まいの70代男性。前職は消防士。現在は自主防災隊ポンプ隊長として和合町の防災を担って下さっています。一方で、ライフワークとして、施設や学童、各種サロン活動などを訪問し、手品や、足芸、腹話術などを披露しながら皆さんに楽しい時間を届ける活動を行っておられます。そんな訪問の中で出会った素敵な方、出来事、また、日々の生活の中でほっこりする話題をお届けします。掲載は毎月1日、11日、21日の3回です。
▼ 第104話 「91歳の現役介護職員」
京都府の特別養護老人ホームやデイサービス等の総合福祉施設で働く細井恵美子さん91歳。17歳で看護師となり、介護する側に立ち続けて74年。
戦争で体だけでなく心も傷ついた人たちを看護する中で、相手に寄り添い思いやる気持ちが芽生えたそうです。モットーは、「その人の人生を尊重すること」。声掛けは一日に30人以上。「ご飯美味しい?」「楽しい?」と話しかけ、共感しながら相手の人生を少しでも深く知り、尊重し共に生きること。だそうです。
「自分より年下の利用者の介護をすることをどう感じますか?」と問われ、
「年下や年上とか、認知症であるとか、ないとかは、あまり考えません。それ以前にまず、一人の人間として向き合おうと思っているだけなんです。」との答え。
「当面の目標は?」の問いには、
「これからも日々の出会いや会話を大切に100歳まで(もう結構ですと言われるまで)働くことです」との答え。
74年間さすり続けた手の温もりが利用者さんの心の温もりとなっていることでしょうね。
細井恵美子さんの本
「めざせ110歳!支え合い繋がりあって元気もりもり」
「看護と福祉のはざまを紡ぐ」人と向き合う、細井恵美子の信念と実践」
戦争で体だけでなく心も傷ついた人たちを看護する中で、相手に寄り添い思いやる気持ちが芽生えたそうです。モットーは、「その人の人生を尊重すること」。声掛けは一日に30人以上。「ご飯美味しい?」「楽しい?」と話しかけ、共感しながら相手の人生を少しでも深く知り、尊重し共に生きること。だそうです。
「自分より年下の利用者の介護をすることをどう感じますか?」と問われ、
「年下や年上とか、認知症であるとか、ないとかは、あまり考えません。それ以前にまず、一人の人間として向き合おうと思っているだけなんです。」との答え。
「当面の目標は?」の問いには、
「これからも日々の出会いや会話を大切に100歳まで(もう結構ですと言われるまで)働くことです」との答え。
74年間さすり続けた手の温もりが利用者さんの心の温もりとなっていることでしょうね。
細井恵美子さんの本
「めざせ110歳!支え合い繋がりあって元気もりもり」
「看護と福祉のはざまを紡ぐ」人と向き合う、細井恵美子の信念と実践」
