ホッと一息 しませんか

岩瀬さんは3部にお住まいの70代男性。前職は消防士。現在は自主防災隊ポンプ隊長として和合町の防災を担って下さっています。一方で、ライフワークとして、施設や学童、各種サロン活動などを訪問し、手品や、足芸、腹話術などを披露しながら皆さんに楽しい時間を届ける活動を行っておられます。そんな訪問の中で出会った素敵な方、出来事、また、日々の生活の中でほっこりする話題をお届けします。掲載は毎月1日、11日、21日の3回です。

▼ 第170話「懐かしいハエ捕り紙」

浜松市湖東町で高齢者が集まる集会場に訪問に行きました。
広間に入ると、天井からつるされた「ハエ捕り紙」が目にとまりました。
私は、この何十年か、見たことがありませんでしたので、思わずカメラで写真を撮りました。
昭和時代の八百屋さん、魚屋さん等の店先には、夏になれば「ハエ捕り紙」が吊るされておりました。その頃は、その様子を見て、不潔だなんて思った人もいなかったのでしょうね。
また、八百屋さんでお買い物をした後に包んでくれたのは、新聞紙でした。
「ハエ捕り紙」は筒の紐を引くと、茶色い紙がするすると出てきて、それをしっかり伸ばして天井に吊るして使います。茶色の紙の粘着力はとても強く、たまに、指や、髪がくっついて、容易には採れませんでした。懐かしい思い出です。
ちなみに我が家には、「ハエ叩き」があります。昔は、殺虫スプレーなんていうものはなく、「ハエ叩き」という道具が、どこの家にもあり、ハエは、それで叩いて殺すものでした。

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