ホッと一息 しませんか
岩瀬さんは3部にお住まいの70代男性。前職は消防士。現在は自主防災隊ポンプ隊長として和合町の防災を担って下さっています。一方で、ライフワークとして、施設や学童、各種サロン活動などを訪問し、手品や、足芸、腹話術などを披露しながら皆さんに楽しい時間を届ける活動を行っておられます。そんな訪問の中で出会った素敵な方、出来事、また、日々の生活の中でほっこりする話題をお届けします。掲載は毎月1日、11日、21日の3回です。
▼ 第88話 「50年前の消防あれこれ」 その2

50年前の消防自動車は、今では考えられないような仕様でした。
運転席は2つのみ。運転手(機関員)と隊長が座る席のみ。
屋根はありますが、ドアはなし。
他の隊員は(新人隊員である私はもちろん)、屋根のない車両後部にある、折りたたみ式の座席を起こして、そこに乗り込みます。ヘルメット、防火衣、長靴、手袋を装着していますが、雨の日、冬季は厳しいものでした。
数年後、勤務移動先の消防車は、なんとドア付きで、運転席後部にも屋根があり、運転席の後部には、ほかの隊員が乗れる座席もありました。ドアがあることで、風よけができ、出動中に隊長以下全員が車内で消防車の停止位置、防御方法等の話し合いが出来ることとなりました。
こんなことですごいと思っていたなんて、嘘みたいですね。
現在の消防車には火災現場の位置、火災現場付近の消火栓等水利が表示されるカーナビが設置されているのが常識です。
しかし、火を消すのに必要なことは今でも「人」「水」「機械」というのは変わりません。
運転席は2つのみ。運転手(機関員)と隊長が座る席のみ。
屋根はありますが、ドアはなし。
他の隊員は(新人隊員である私はもちろん)、屋根のない車両後部にある、折りたたみ式の座席を起こして、そこに乗り込みます。ヘルメット、防火衣、長靴、手袋を装着していますが、雨の日、冬季は厳しいものでした。
数年後、勤務移動先の消防車は、なんとドア付きで、運転席後部にも屋根があり、運転席の後部には、ほかの隊員が乗れる座席もありました。ドアがあることで、風よけができ、出動中に隊長以下全員が車内で消防車の停止位置、防御方法等の話し合いが出来ることとなりました。
こんなことですごいと思っていたなんて、嘘みたいですね。
現在の消防車には火災現場の位置、火災現場付近の消火栓等水利が表示されるカーナビが設置されているのが常識です。
しかし、火を消すのに必要なことは今でも「人」「水」「機械」というのは変わりません。