ホッと一息 しませんか

▼ 第101話「時手紙(ときてがみ)」   

数年前にラジオで「10年後の自分に配達される手紙」のことを知りました。
名前は「時手紙(ときてがみ)」。
今書いた手紙が、10年後の自分に配達されるというものです。
早速、このプロジェクトをやっているという、蒲郡市にある竹島の近くの「海辺の文学記念館」に出かけていきました。太平洋が目前に広がる静かな建物の中で専用の便箋を広げ、未来に向けて手紙をかきました。
10年後の自分に向けて、何を書いたらいいかなかなか思いつきませんでしたが、それなりの文章を書いて、手紙の配達の手配をしてきました。内容については、今はもう忘れてしまいましたが、ただ新しい元号が決まる前だったので、私なりの元号を書いたことは覚えています。手紙は、同館で2か月から10年(差出人の希望期間)保管した後、発送ということだったので10年後に配達をお願いしてきました。(当時、1000円の手数料を支払いました。保管年数によって料金は異なります。)
10年後に届いたときにどんな気持ちかな?受け取った時は、もうすっかり忘れていて、驚くのかもしれませんね。
私は自分宛てに出しましたが、家族や、知人等でも良く、とっても楽しみなプロジェクト「時手紙」です。

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