ホッと一息 しませんか

岩瀬さんは3部にお住まいの70代男性。前職は消防士。現在は自主防災隊ポンプ隊長として和合町の防災を担って下さっています。一方で、ライフワークとして、施設や学童、各種サロン活動などを訪問し、手品や、足芸、腹話術などを披露しながら皆さんに楽しい時間を届ける活動を行っておられます。そんな訪問の中で出会った素敵な方、出来事、また、日々の生活の中でほっこりする話題をお届けします。掲載は毎月1日、11日、21日の3回です。

▼ 第101話「時手紙(ときてがみ)」   

数年前にラジオで「10年後の自分に配達される手紙」のことを知りました。
名前は「時手紙(ときてがみ)」。
今書いた手紙が、10年後の自分に配達されるというものです。
早速、このプロジェクトをやっているという、蒲郡市にある竹島の近くの「海辺の文学記念館」に出かけていきました。太平洋が目前に広がる静かな建物の中で専用の便箋を広げ、未来に向けて手紙をかきました。
10年後の自分に向けて、何を書いたらいいかなかなか思いつきませんでしたが、それなりの文章を書いて、手紙の配達の手配をしてきました。内容については、今はもう忘れてしまいましたが、ただ新しい元号が決まる前だったので、私なりの元号を書いたことは覚えています。手紙は、同館で2か月から10年(差出人の希望期間)保管した後、発送ということだったので10年後に配達をお願いしてきました。(当時、1000円の手数料を支払いました。保管年数によって料金は異なります。)
10年後に届いたときにどんな気持ちかな?受け取った時は、もうすっかり忘れていて、驚くのかもしれませんね。
私は自分宛てに出しましたが、家族や、知人等でも良く、とっても楽しみなプロジェクト「時手紙」です。

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