ホッと一息 しませんか

▼ 第111話 「高校野球のスポーツマンシップ」   

全国高校野球選手権熊本大会2回戦で八代対翔陽の一戦。
9回の翔陽の攻撃は3-6と3点差を追う状況。八代のエース投手が、マウンド上で脚がつり、苦しんでいた。八代はベンチから水を届けたが、これ以上はタイムが取れないと判断し、再びマウンドに駆け寄れない状態だった。すると、相手チームの翔陽の投手の選手がこのピッチャーに水を届け、試合は再開された。投げるたびに屈伸を繰り返す投手に再度水を届ける場面も。
翔陽は2点を返したが、反撃は及ばず敗退となった。
翔陽のこの投手は、「同じ投手。絶対にマウンドを降りたくない気持ちがわかる。正々堂々と勝負したかった」と。また、八代の監督は「試合には勝ったが、翔陽さんの行動には負けた。素晴らしい人間性のあるチームだった」とスポーツマンシップに賛辞を贈ったそうだ。
このニュースは、新聞や、SNSで大きな反響をよび、賞賛の投稿も相次いでいるそうだ。
若い人のこういう話を聞き、いいなと思うと同時に、我々もいろんな意味で見習うべきことがあるなと感じたニュースでした。

今年の全国高校野球選手権の静岡代表は、浜松開誠館高校となりました。久しぶりの浜松からの代表です。みんなで応援したいものですね。

全記事アーカイブはこちらから