ホッと一息 しませんか

▼ 第 115話 「102歳のひとこと」   

大道芸仲間3人で、先日伺った南区のデイサービスでの出来事です。
仲間の一人が利用者の前で和太鼓を打ち終え、「私は82歳です。」と自己紹介をすると、前列に座っていた女性が「まだまだじゃな」と言うのです。
「お姉さん。あの和太鼓を打った人は82歳ですよ」と改めて伝えると、「わしゃ、102歳」だと。職員の方からも「102歳ですよ」との返事。
腹話術、古本売り口上、足芸など約1時間の披露の後、私たちが利用者の方々にお礼を申し上げた後、この女性からの「ひとこと」を頂きました。
椅子から杖もなく立ち上がられ「来年もまた来てね」と。
帰路に向かう車の中で仲間3人、話をしました。
俺たち3人が体力的に来年はどうかな?来られるかな?なんて言ってる場合じゃないな。
102歳の女性がまた来年も見に来て下さるのだから。
待ってくれている人がいる限り頑張ろう!!と。

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