ホッと一息 しませんか

岩瀬さんは3部にお住まいの70代男性。前職は消防士。現在は自主防災隊ポンプ隊長として和合町の防災を担って下さっています。一方で、ライフワークとして、施設や学童、各種サロン活動などを訪問し、手品や、足芸、腹話術などを披露しながら皆さんに楽しい時間を届ける活動を行っておられます。そんな訪問の中で出会った素敵な方、出来事、また、日々の生活の中でほっこりする話題をお届けします。掲載は毎月1日、11日、21日の3回です。

▼ 第132話「38年前の赤い運動靴」

38年前の昭和61年(1986)火災予防週間で、浜松市内を走りながら火災予防を呼びかける「防火マラソン」をしました。赤い半袖シャツ、赤い短パン、赤い手袋、赤い靴下、そして、火の用心と書かれたハチマキを締め、手にはミニ纏(まとい)を持ちながら走っている姿がテレビに放映されました。
その後に、テレビを見ておられた方から、「防火マラソンで走っている方の靴の一部分が赤色に見えなかったので、赤い靴を送ります」と浜松消防本部(局)に赤い運動靴が届けられました。
この赤い靴を履いてその後10回以上続いた防火マラソンで浜松市内を走りました。この思い出の赤い運動靴は38年経った現在も我が家の靴棚に置かれ、今でも私と一緒に走っています。この靴を履いて走っていると、思い出がよみがえりますが、当時の30歳代の走りには戻りません。
現在も健在の赤い運動靴

当時の防火マラソンの様子(昭和の時代を感じてください)

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