ホッと一息 しませんか

岩瀬さんは3部にお住まいの70代男性。前職は消防士。現在は自主防災隊ポンプ隊長として和合町の防災を担って下さっています。一方で、ライフワークとして、施設や学童、各種サロン活動などを訪問し、手品や、足芸、腹話術などを披露しながら皆さんに楽しい時間を届ける活動を行っておられます。そんな訪問の中で出会った素敵な方、出来事、また、日々の生活の中でほっこりする話題をお届けします。掲載は毎月1日、11日、21日の3回です。

▼ 第148話「90歳でベッサメ・ムーチョ」

第51話で登場した安来節を踊る津金さんは90歳になりました。先日、藤枝にすむ津金さん宅に伺ったとき、食卓の上に置かれていた紙に目が留まりました。
スペイン語で書かれた「ベッサメ・ムーチョ」の歌詞。スペイン語の下にはカタカナのルビ。
この歌をスペイン語で歌いたくて、知人にルビを振ってもらったとのこと。
カセットテープでスペイン語の歌を聞きながら、練習中とのことで、この紙を見ながら、歌を聞かせてくれました。テープは擦り切れており、練習量の多さがわかりました。
いずれは、施設訪問した時に、皆さんの前で披露したいと言っておられました。
津金さんは「まだまだ90歳だ。もう90歳と思わない」いつも元気を与えてくださる人生の大先輩です。
「ベッサメ・ムーチョ」の歌詞をコピーしてもらい、帰宅後練習を始めました、もうスペイン語の壁にあたっている72歳の私です。
ちなみにベッサメ・ムーチョは「たくさんキスして!」という意味です。


全記事アーカイブはこちらから