ホッと一息 しませんか

▼ 第29話 「浜松市消防音楽隊」

浜松市消防局には、消防音楽隊があります。昭和45年に県下初の消防音楽隊として発足しました。消防職員や非常勤職員が、通常業務に加えて、年間40回ほどの演奏を行いながら、市内で行われる行事やイベントに参加し、演奏を通じて市民の皆様に広く接することで消防広報活動を行っています。
最近では、このコロナ禍で、人を集めての広報活動が難しくなっている中で、YouTubeでの動画配信をしています。「浜松市消防音楽隊」で検索してみてください。演奏と共に様々な訓練の様子や、消防職員の横顔にも触れることができます。




おまけにもう一言

浜松市消防音楽隊では、毎年アクトシティ浜松大ホールにて定期演奏会を行っています。
9年ほど前の演奏会で、私は幕間の10分間を任せられました。
私の得意な様々な芸を思い浮かべましたが、ここは、消防のたくましさをアピールしようと、思いついたのが腕立て伏せでした。「私の年齢は60歳、いまから、60回腕立て伏せをします」と、ホールの2階席まで聞こえるようにと思いっきりの大声で
「1,2,3,4,… 49,50」まで来たとき、息は絶え絶え、体力の限界。
その時、若い消防士が舞台袖から現れ「先輩、あとは任せてください」と。
「頼むぞ! あとは任せた。ところで君は幾つだ」
「25歳です」「そうか、よし分かった。25,26,27,28・・・」
「先輩。数が戻ってますが」
「バレたか」
会場からは、大きな笑いが。私の消防音楽隊での思い出の一コマです。
機会があれば、ぜひ演奏会にも足を運んで頂ければと思います。
(直近の令和3年2月20日の第25回定期演奏会はコロナ禍の中、中止になりました。)

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