ホッと一息 しませんか
岩瀬さんは3部にお住まいの70代男性。前職は消防士。現在は自主防災隊ポンプ隊長として和合町の防災を担って下さっています。一方で、ライフワークとして、施設や学童、各種サロン活動などを訪問し、手品や、足芸、腹話術などを披露しながら皆さんに楽しい時間を届ける活動を行っておられます。そんな訪問の中で出会った素敵な方、出来事、また、日々の生活の中でほっこりする話題をお届けします。掲載は毎月1日、11日、21日の3回です。
▼ 第73話「二宮金次郎が読んでいる本は?」

二宮金次郎は、江戸時代の終わり頃、貧しい農民から勉強をして武士になった人です。
薪を背負い、本を読みながら歩く像を見たら、誰でも二宮金次郎と認識できるほど有名です。忠孝、勤勉の象徴としてこの像は全国に広まったそうです。
作家の半藤一利さんは小学校6年生の時、親から「二宮金次郎はすごい人だ。それに比べてお前はなんだ」と説教され、そんな立派な金次郎は一体何を読んでいるのだろう思い、金次郎の像によじ登ってその本をのぞき込むと、やはり「忠孝」とかかれていたそうです。
その後、あちらこちらで金次郎の銅像を見て回ると、その本には「忠孝」のほかに「論語」や「教育勅語」が書かれていたり、中には何も書かれていないものもあったそうです。
私も、思い立って先日、西区の旧尋常小学校にある金次郎の像を見に行ってきました。
こちらの像は、銅像ではなくコンクリート製で、かなり風化しており、残念ながら本に書かれた文字は読めませんでした。
最近は、各地の小学校に多く建てられていた二宮金次郎像は、撤去され、減りつつあります。
歩きながらの読書は交通安全上問題あり、現代の教育方針に合わないということが理由のひとつだそうです。ちなみに、最近は 、歩きスマホの危険性も受けて、座像の二宮金次郎の像がお目見えしたとか。
私の中では、金次郎さん腰を下ろしてホッと一息しませんか?
ということでの座像ということにしていただければ… お後がよろしいようで… (笑)
薪を背負い、本を読みながら歩く像を見たら、誰でも二宮金次郎と認識できるほど有名です。忠孝、勤勉の象徴としてこの像は全国に広まったそうです。
作家の半藤一利さんは小学校6年生の時、親から「二宮金次郎はすごい人だ。それに比べてお前はなんだ」と説教され、そんな立派な金次郎は一体何を読んでいるのだろう思い、金次郎の像によじ登ってその本をのぞき込むと、やはり「忠孝」とかかれていたそうです。
その後、あちらこちらで金次郎の銅像を見て回ると、その本には「忠孝」のほかに「論語」や「教育勅語」が書かれていたり、中には何も書かれていないものもあったそうです。
私も、思い立って先日、西区の旧尋常小学校にある金次郎の像を見に行ってきました。
こちらの像は、銅像ではなくコンクリート製で、かなり風化しており、残念ながら本に書かれた文字は読めませんでした。
最近は、各地の小学校に多く建てられていた二宮金次郎像は、撤去され、減りつつあります。
歩きながらの読書は交通安全上問題あり、現代の教育方針に合わないということが理由のひとつだそうです。ちなみに、最近は 、歩きスマホの危険性も受けて、座像の二宮金次郎の像がお目見えしたとか。
私の中では、金次郎さん腰を下ろしてホッと一息しませんか?
ということでの座像ということにしていただければ… お後がよろしいようで… (笑)