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2023/06/27

  「せかいで　さいしょに　ズボンをはいた　女の子」

• 図書館でちょっと気になるポップな絵本を見つけました。
  「せかいで　さいしょに　ズボンをはいた　女の子」
  キース・ネグレー作/石井睦美訳/光村教育図書
  
  1832年にニューヨークで生まれたメアリー・エドワーズ・ウオーカーは、最初にズボンをはいた女性として知られています。女医が認められなかった時代に外科医として活躍、女性の選挙権獲得等を訴え古い因習を打ち破っていった人です。このメアリーが、幼いときに女の子はスカートと決まっているのはおかしいと感じ、ズボンをはいて街に出かけていくところからお話は始まります。可愛い挿絵とメアリーの表情を見ながら、どんどん読み進めてしまいました。当たり前だと思っていたことを、価値観を変えたメアリー。
  「男の子のふくをきているんじゃない、わたしはわたしのふくをきているの」というメアリーのセリフが心に残ったおすすめの絵本です。
  
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