今話題の．．．

2023/07/05

  「ミラーニューロン」

• 「ミラーニューロン」とは、他者の行動を見て、自分もその行動をしているかのように脳内で反応する神経細胞のことをいいます。
  そして、「ミラーニューロン」が働いたとき、その時に他者が感じた感情を自分事として理解します。
  つまり、相手の悲しい表情を見たときに自分も悲しくなったり、うれしそうな友人の写真を見て、自分も幸せな気持ちになったりするのは、この「ミラーニューロン」の働きです。お母さんがニコニコして接すると赤ちゃんも嬉しそうにするのもこの働きです。
  「ミラーニューロン」は、１９９６年イタリアのジャコモ・リゾラッテイ教授によって発見され、「物まね細胞」とも呼ばれています。
  「ミラーニューロン」の働きによって、他者の行動や気持ちを追体験し、相手も気持ちに共感したり、推察したりということが起こります。
  日々の生活の中で、円滑なコミュニケーションを行う上での共感力。私たちには、生まれつき備わった能力だったのです。
  最近では、このミラーニューロンの働きが、スポーツや学習にも利用され、効果を出しているそうです。
  
• 
  
• 
  

記事一覧を見る