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2023/08/17

  「花火」

• 今年の夏は花火大会を開催しましたというニュースがたくさん流れてきます。
  夏の風物詩として日本では定着している花火大会。
  花火の種類も打ち上げ方もどんどん進化しています。
  
  その昔、電気がなかったころは、夜は真っ暗でした。その闇の中で、ほんのりぼんやりとした明るさでまた、色もオレンジ色一色だった花火。（このころの花火を和火というらしい）。
  その後、化学薬品を使って多彩な色彩を持つ花火が生まれ、（これ以降の花火を洋火という）。どんどん進化して、今私たちが見ている花火に繋がっています。
  打ち上げ方も現在ではコンピューターで制御し、音楽に合わせて打ち上げ、絶妙なタイミングで、ぱっと開く花火は、観客の心を魅了しています。
  そういえば、あちらこちらで、有料の観客席を準備して、お金を払った人が楽しめるという花火大会のやり方も話題になっていました。もう、ほとんどコンサートやイベントに参加するといった感覚なのかもしれませんね。
  その昔から、何年たったのかはわからないけれど、長屋住まいの住民たちが、うちわ片手に軒先にでてきて、なんとなく、はかない和火の花火を見ていた夏の風景とはずいぶん変わったのでしょうね。
  
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