今話題の... 最近、巷で話題になっている情報についてのコラムを掲載いたします。 2024/02/16 「防災ボランティア」 大きな災害が起こり、災害発生が起こってから復興に至るまで、被災地のために復旧・復興のお手伝いをするボランティア活動が今話題です。 災害時にお互い助け合うということは昔から行われていましたが、平成7年に発生した阪神淡路大震災がボランティアの活動の始まりとされています。 この時、学生、NGO、医師、各種団体、企業からなど約130万人が参加したと言われています。しかし、そもそもが善意での活動であるにもかかわらず、被災者と軋轢や、ボランティア同士の考えの違いなどが生じたということがあり、その後、活動を円滑に行うための「ボランティアセンター」が設置されるようになりました。そして、現在では、ボランティア活動は、社協等が行政と協働して取り仕切る「ボランティアセンター」を通してのボランティアへの参加が一般的となっています。 災害が起こった時にまずすべきことは、現状を把握すること。何が起こっているのかを知ることです。そして、被災者は、何をしてもらいたいのか。何に困っているのか。それを組織として把握することが必要となります。そのニーズをもとに、ボランティア希望者を受け入れ、どこに、何に何人といった風にマッチングしていくということを「ボランティアセンター」では行います。 よって、被災地でのボランティア活動への参加は、「ボランティアセンター」への登録からはじまります。 ボランティア活動に参加される方は、災害が起こった時、何か助けてあげたい。私で出来ることがあればと思い、参加してくださいます。ボランティアさんは、その人を支える、サポートする立場です。一方で、ボランティア活動の主役は被災者です。したがって、被災者への気配りや配慮が大切と言われています。 能登半島での復興のための支援が必要となるのはこれからです。また、長い時間がかかりそうです。被災地でのボランティア活動をお考えの方のあたたかいお気持ち、行動が、一刻も早い復興に繋がればいいなと思います。 記事一覧を見る