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2025/06/21

  「ペーパーレス」

• 紙を使った文化。書類を作成し、それをさらに印刷にかける、様々な業務は昔から、そうやって行われてきました。役所、企業、学校、自治会など、私達の生活のあらゆる場面で、情報は紙で伝達され、また、紙の書類を使い、申請書を出し、また、文書を保管し管理するのが当たり前の時代がありました。
  しかし、デジタル化が進み、今は少しずつではあっても、紙を使わずに、様々な業務が行える時代となってきました。「ペーパーレス」という考え方です。
  そして、それと共に見直されてきたのがハンコの文化です。三文判であろうが何であろうが、ハンコが押されてないものは、書類として認められないという時代から、役所関係でもハンコは不要というように変わってきています。
  さて、紙の文化が中心の社会で、いったいどれだけの紙を使い、どれだけの印刷を行い、また、その印刷物を配布し、最終的に不要になったその印刷物を廃棄しているかを考えてみると、莫大なコストがかかっていることがわかります。
  私達が紙文化から脱却することで、コストの削減となるだけでなく、業務の簡略化、管理のしやすさ、仕事のしやすさに繋がっていきます。
  紙文化の中で生きてきた人にとっては、すぐに受け入れられないという所もあるでしょう。
  しかし、時代の流れということがあるのも確かです。
  紙文化のいいところは残し、「ペーパーレス」にできる所は変えていく。
  時代の変化に対応していくことも大切なことです。
  国連で採択され加盟国が２０３０年までに目標達成を目指しているSDGｓの１７の目標の中の８・１２・１３・１５の目標では、「ペーパーレス」の取り組みが進められています。
  さて、私達は、どこからペーパーレスを始めて行きましょうか…
  
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