今話題の... 最近、巷で話題になっている情報についてのコラムを掲載いたします。 2025/10/29 「回想法」 回想法とは高齢者を対象に思い出や体験を振り返ることで脳を活性化させ、認知機能の改善や、精神的な安定を図る心理療法の一つでアメリカの精神科医ロバート・バトラーによって開発されました。 北名古屋市ではこの回想法を用い「地域回想法事業」というのが行われています。 その中核を担うのが「昭和日常博物館」。昭和時代暮らしの移り変わりを記録保存し、懐かしい道具の展示を行うことで来館者の記憶を刺激し、回想を促す空間となっています。 回想法を行うにあたり、付き添い者は参加者の反応を見ながら声掛けをしたり、自由な回想を引き出す質問をしたりという付き添い者のスキルも必要です。 高齢者施設の団体の方だけでなく、ご家族での見学も増えているそうです。 懐かしい展示物を見ながら昔のことを思い出し、笑顔で会話が弾む。そんな「昭和日常博物館」。民生委員さんからのおすすめです。(障がい福祉部会の研修で訪れたそうです) 記事一覧を見る