和合町HPニュース 「関東大震災」 吉村昭 03/06 2024 吉村昭は、取材をしっかり行い、史実を忠実に描き、緻密な構成の記録文学、歴史文学を多数発表しました。その作風は、人間の様々な感情をリアルに表現します。 1973年に発表した「関東大震災」では、大災害の様子があたかも小説のように描かれていますが、これは、実際に起こったことが、取材をもとに書かれた、記録文学です。 100年前に起こったこの地震によって理性を失った人間がどのようなことをしたのか、どのようなことが起こったのか。 必ず来るとされる南海トラフ大地震。ぜひ、みなさんに読んでいただきたい一冊です。 吉村昭のその他の作品 ・雪の花…天然痘の予防に力を尽くした福井藩の町医笠原良策を描いた歴史小説。 ・秋の街…刑務官と受刑者、末期の病人、難破船などの短編集 ・漂流…江戸時代に土佐から流されて南の無人島に漂着し、12年の歳月を経て生還する、ドキュメンタリー小説。 お知らせTOPへ戻る