自治会長からの手紙
仲田 自治会長から町民の皆様へのメッセージです。月1回25日ごろ掲載します。
2023/02/25
第10回 自治会長印が必要な事案について- 会長からの手紙第10回をお送りします。
具体的な内容としては今回が最後としますが、私(自治会長)の承認(会長印の押印)が必要な町民の皆様に係る事案についていくつか紹介しておきます。
一番多いのが、道路工事や水道又はガスなどのライフラインの工事において、道路が車両通行止めになる時、工事業者から自治会長の承諾が求められます。道路の工事における交通規制(工事中の通行止め等の制限)は浜松中央警察署が工事業者に許可を出しますが、その際当該自治会の会長の承諾を求めるからです。なぜ求めるかですが、工事による交通規制により関係する地域の皆様の生活環境に少なからず影響が出るからです。私(自治会長)としましては、工事自体は生活環境の改善の為に行うものですので承諾はした上で、工事業者には関係する地域の皆様へのお知らせ文を作ってもらい、関係者への配布を依頼します。また、規模によっては関係地域へ自治会から回覧にして周知を図ります。
次に多いのが、「せっかく道路舗装の打ち替え工事が終わり、奇麗になったばかりなのに、もう穴を掘っている」というところを見受けることがあるかと思います。浜松市では原則として新設又は打ち替え後5年間は舗装道を掘らせない事になっています。しかし、さまざまな事情で沿線に戸引っ越してこられた方が、水道とかガスの引き込みをしないと居住できない場合もあり、事情を聞いてやむを得ない場合は、浜松市は私(自治会長)に穴を掘ることへの承認を求めてきます。これにつきましても、町民の皆様の生活環境の確保の為、浜松市とも協議したうえで押印をしています。
この他、以前台風の時に家屋の損壊があり、被災した町民の方から保険会社に保険請求をする書類の被災証明書に押印を求められたこともあります。保険会社から求められたようです。また、居住用宅地をやむを得ず売却をしなければならなくなった時、土地売却税が軽減されることはご存じだとは思いますが、町内にお住まいになられて、高齢で施設に入居しその後お亡くなりになった方の家族の方から、上記特例を受けるために町内に住んでいた証明を私(自治会長)にしてほしいとの依頼がありました。税務署からその旨求められたようです。
最後になりますが、令和3年度から浜松市が「ハマライフ住宅取得費助成事業」制度を取り入れました。これば浜松市以外の地域から浜松市へ来て居住する時、住宅取得や賃貸住宅への入居に際して助成金をだすという制度です、但し、居住地域の自治会に加入することが条件となっています。和合自治会でも今まで3件の申請があり、自治会加入を確認の上書類に押印をしました。浜松市としては、それぞれの自治会への参加促進を狙って制度を作ってくれたようです。
以上になりますが、時々もう子供も大きくなって、自治会のイベントにも出ないので自治会を退会したいとの申し出もありますが、思わぬところで自治会に入っていてよかったと思うことがあるかもしれません。ぜひ一緒に自治会活動続けて下さいね。
次回3月のテーマは「おわりに」を予定しています。
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