自治会長からの手紙

2023/03/25

  第11回　おわりに

• 　早いもので、「会長からの手紙」も今回をもって最終回となります。
  　最後に、町民の皆様にお伝えしておきたい事があります。
  　自治会は、地方行政の一端を担う組織ですが、静岡県や浜松市のような住民の税により機能している組織ではありません。むしろ、地域社会における社会活動団体の一つと考えた方が分かり易いと思います。
  　従いまして、自治会に加入するということは、自治会活動に参加することになりますので、自治会の中で一定の役割をお願いする事にもなります。それは、自治会組織の班長、組長、部長、自治会三役であったり、自主防災隊組織の防災班長やポンプ隊員であったりするわけですが、出来るだけ機会があれば関わって頂ければ有難いです。というのは、「自分たちの地域は、自分たちで築き、育てて行く」ことが大切だという事を知って頂きたいためです。
  　私は5年間自治会長を務めさせて頂きましたが、日常生活の中での生活環境の改善や地域コミュニティーづくり、また、災害時の「自助」「共助」の心構え、こうしたことは、行政(浜松市)に頼っているだけでは醸成されない事を身を持って感じているからです。
  あと少しで、新たな年度が始まります。過去三年コロナにどれ程悩ませられたことか、まだまだ油断はできませんが、新年度は、町民の皆様と一体となって、「安心安全で明るい街」、「災害に備えた街」づくりを進めてまいりたいと考えていますのでご理解ご協力の程よろしくお願いします。
  　これにて会長からの手紙を終了させて頂きますが、自治会活動についてふっと疑問になった時など、この一年間で配信させて頂いた「会長からの手紙」を読み返して頂くと疑問解消の一助になるかと思いますので、頭の片隅にでも記憶しておいて頂ければ幸いです。長期間にわたるご購読有難うございました。
  

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