季節 だより ホームページ事務局より季節を感じる言葉、俳句、歌などちょっとしたコラムをお届けします。 2023/05/09 「お茶」 お茶の産地である静岡県に住む私たち。 毎日おいしいお茶をいただける贅沢な地域。 新茶のシーズンでもありますので、おいしいお茶の入れ方について、もう一度学んでみましょう。 お茶を入れるのに適した水は微酸性の軟水。水道水には塩素が含まれるので、必ず沸騰させてから使うといいそうです。ミネラルウォーターは、カルシウムやマグネシウムを多く含む硬水なので適しません。 次にお湯の温度です。引き出したいお茶の成分によって適切な温度があります。 渋み成分のカテキンは80度以上の高温で、旨味成分のアミノ酸は50度以上の低温で溶け出しやすいです。よって、煎茶は70度~80度、玉露は50度。玄米茶や、ほうじ茶、紅茶などの香りを楽しむお茶は、100度の熱湯を使うといいそうです。 新茶は、渋みや苦みが少なく旨味が多いので若葉のようなさわやかな香りがあります。 一度さました70度くらいのお湯で40秒くらい。さっと抽出していただくのがおすすめだそうです。 記事一覧を見る