季節 だより ホームページ事務局より季節を感じる言葉、俳句、歌などちょっとしたコラムをお届けします。 2023/06/22 「沙羅双樹」 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとえに風の前の塵に同じ」で始まる平家物語に出てくる「沙羅双樹」の花。 日本では「ナツツバキ」として知られていて、梅雨のこの時期に白い花をつけます。 花は、朝に咲き、夜には散ってしまうことから、はかなさの象徴とされています。 ※正確には、インドなどで見られる高木の「沙羅双樹」と日本でいう「沙羅双樹」は別物で、沙羅の花の色は、本当は淡い黄色だそうです。 5部Hさんのお宅で咲いていた「沙羅双樹」(ナツツバキ) 記事一覧を見る