季節 だより ホームページ事務局より季節を感じる言葉、俳句、歌などちょっとしたコラムをお届けします。 2024/01/26 「風花」 今週は、この冬一番の寒波の影響で、大陸からのスジ状の雲が次々と日本海に流れ込み、裏日本では沢山の雪が降りました。 浜松では積雪はありませんでしたが、「風花(かざはな)」が舞いました。 「風花(かざはな)」は本来、晴れた空を雪がちらちらと舞う様子を言い、遠くの山などに降る雪が風に乗ってやってくることを言います。 ビュービュー吹き付ける遠州の空っ風に乗ってやってきた今回の雪は、「風花(かざはな)」という言葉から感じられる、花びらのように、ふわふわ、ちらちら、雪が舞うといった風情とはちょっと違っているような気がしました。しかし、流れてくる雲の間から差し込む冬の太陽にキラキラ光る「風花(かざはな)」は冷え切った空気と相まってとっても綺麗でした。 記事一覧を見る