季節 だより ホームページ事務局より季節を感じる言葉、俳句、歌などちょっとしたコラムをお届けします。 2024/03/28 「弥生」 陰暦の3月を「弥生」と言います。 「弥生」は、「やよい」と読み、もともとは「いやよい」と読んだそうです。 「弥」はいよいよ、ますますの意味、「生」は草木が芽吹くことの意味だそうです。 よって、「弥生」は、草木がいよいよ芽吹く季節ということになります。 ♪さくら さくら 弥生の空は 見渡す限り 霞か雲か 匂いぞ出づる いざや いざや 見にゆかん ♪ 弥生の空は陰暦の3月の空のこと。つまり、桜は満開で空一面に霞か雲かと思うほど咲き誇り、花の香りがする。さあ見にいきましょうという歌です。 ソメイヨシノが満開となり、その花は散り、季節は新緑の季節へと移っていきます。 「弥生」の別名には晩春(くれのはる)、花惜月(はなおしみづき)というのもあります。 記事一覧を見る