季節だより

ホームページ事務局より季節を感じる言葉、俳句、歌などちょっとしたコラムをお届けします。

お散歩中、蝉の抜け殻をブロック塀に見つけた。
子供が小さいとき、夏休みの自由研究で蝉の羽化を観察したのを思い出した。
夕方、土から出てきた幼虫は、木や、ブロック塀などにのぼり、しっかりしがみついて、夜にかけて、4時間くらいかかって羽化する。背中が割れて中から少しずつ白いいろの、蝉の体が出てきて、上手にぶら下がりながら皮を脱いでいく。殻からでた蝉はまだ、羽がくしゃくしゃで体も白っぽいです。だんだん、羽が伸び、蝉の形になっていきます。この時の羽根の色は透明の緑色。とっても綺麗です。朝になるころには体も硬くなり、色も黒くなって、蝉らしい姿になり、飛んでいきます。
鳴くのはオスだけ。梅雨も明け、蝉のにぎやかな鳴き声が朝から鳴り響いています。

季節 だより