季節 だより ホームページ事務局より季節を感じる言葉、俳句、歌などちょっとしたコラムをお届けします。 2025/01/02 「おみくじ」 年が明けて、神社や、お寺に初詣という方も多いかもしれません。 初詣の定番は、「おみくじ」です。 「おみくじ」は神様からのメッセージ。大吉、吉、中吉、小吉、末吉、凶。何が出たかを気にするのではなく、そこに書かれた内容を読むことが大切です。神様からのありがたいメッセージを、自分のための戒めだと思って、これから一年の心構えとしましょう。というものだそうです。引いたおみくじは、神社の境内などに結んで帰るのが定番とか。 さて、少しここで思うことは、「おみくじ」は、神様のメッセージというけれど、その内容は、神社本庁かどこかで作られたいくつかのパターンが印刷されたもの。自分で番号を引いたり、機械で順番に出てくる仕組みは、ある意味「くじびき」と言えるのだろうが、本当にそれが「神様のメッセージ」かというとどうなのだろう。しかし、新年を迎え、「おみくじ」に書かれた内容を読み、自分のことと照らし合わせ、ああ、今年はこういうことに気をつけないといけないのかな、とか、今年はこんないいことが起こるらしい、と思いを馳せ、自身を顧みるツールとして、今も昔もお正月の行事の一つとして、日本人にとってなくてはならないものなのかもしれません。 記事一覧を見る