季節 だより ホームページ事務局より季節を感じる言葉、俳句、歌などちょっとしたコラムをお届けします。 2025/01/26 「雪の結晶」 水の分子が凍る時に、最初にできるのが六角形の氷の結晶。これを氷晶(ひょうしょう)と呼び、それを核に、水蒸気がくっつき、どんどん大きくなって、雪の結晶ができます。 この時、温度や湿度の違いによって、様々な形の雪の結晶ができるわけですが、やはりすべて、六角形です。2012年に発表された研究によるとその種類は121種類になるそうです。ちなみに、私たちが認識している、6本の枝のような形をした樹枝状の結晶は、水蒸気が多めで、氷点下15℃以下の雲の中で成長したものだそうです。 「六花」という言葉聞いたことがありますか? 北海道の有名なお菓子屋さんに「六花亭」(ろっかてい)というのがありますが、「六花」は雪の別名で、(むつのばな)と読みます。まさに、雪の結晶が六角形であるところからきた言葉、冬の季語にもなっています。 記事一覧を見る