季節 だより ホームページ事務局より季節を感じる言葉、俳句、歌などちょっとしたコラムをお届けします。 2025/03/22 「春暁(しゅんぎょう) 孟浩然」 春眠不覚暁(春眠暁を覚えず) 処処聞啼鳥(処処ていちょうをを聞く) 夜來風雨聲(やらい風雨のこえ) 花落知多少(花落つること知る多少ぞ) 春の眠りは心地よく、夜が明けたのも気が付かなかった あちらこちらから鳥のさえずりが聞こえる 昨夜は激しい風雨の音が聞こえていた 花はどれほどおちてしまっただろう 上記は、1300年ほど前に作られた「春暁」という漢詩です。作者は中国の詩人、孟浩然。 春のこのシーズン。まさに「春眠暁を覚えず」。時代は変わっても同じです。 なかなかお布団から出られない日が続くのは私だけでしょうか… 記事一覧を見る