季節 だより
ホームページ事務局より季節を感じる言葉、俳句、歌などちょっとしたコラムをお届けします。2025/06/21
「夏至」- 今日6月２１日は「夏至」。
一年の中で一番昼の長さが長い日。太陽の南中高度が最も高い日（北半球）です。
外国では、日本以上にこの日は特別らしく、盛大にお祝いがされます。
① イギリスの古代遺跡ストーンヘンジの夏至祭
遺跡の巨石の中の特定な石の間から太陽が昇る特別な日をお祝いします。日の出を見守り、古代の儀式を再現するもので、たくさんの人が集まります。
② スウェーデンの夏至祭（ミッドサマー）…白夜の中でのお祝いです。草花で飾られた夏至柱が立てられその周りで人々が歌い踊り、伝統的な料理を楽しみます。（ジャガイモ、サーモン、ストロベリーケーキ等）
③ ポーランドの夏至祭（ノツ・クパウイ）…古代スラブの儀式に由来しており、女性達は花冠を作ります。夏至の夜に花冠を川に流す風習があります（それを拾った男性と結ばれるという伝説があるそうです。
④ ドイツの夏至祭…焚火を囲んで太陽の恵みを祝う風習があります（焚火は魔除けの意味があるそうです）
さて、日本では三重県の伊勢市、二見ヶ浦の夫婦岩の間から昇る朝日を浴びながら、禊が行われる「夏至祭」が有名です。また、京都では水無月という和菓子を頂きます。関西では蛸を食べる風習もあります。静岡では冬瓜を頂くそうです。
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