季節 だより ホームページ事務局より季節を感じる言葉、俳句、歌などちょっとしたコラムをお届けします。 2025/09/15 「老人の日と老人週間」 今日9月15日は「老人の日」そして21日までの1週間は「老人週間」です。 さて老人の定義は何歳からなのか? 日本の行政では65歳以上が高齢者。 65歳~74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者としています。 65歳以上の人口は総人口の29.3%(2024年総務省のデータより)です。 浜松市では65歳以上を対象とした高齢化率が28.8%、75歳以上を対象とした後期高齢化率は16.1%(2024年静岡県健康福祉部データより)です。 2025年の今年は、団塊の世代の人がすべて75歳以上になり、高齢化率も上昇することが推測されます。 平均寿命がどんどん延び、医療も発達し、社会福祉も充実してきた今、老人、高齢者の定義が実情に合っているのか?という議論が出ています。 行政の都合で、年齢で一律に人を区分けするという施策上必要なのでしょう。 しかし、高齢者の年齢に入ったからと言って、何かが変わるわけではありません。 今まで生きてきたまま、自分らしく生きる。 一応、高齢者なのだということ事は自覚しながら、健康に今までよりは少し気を付けて、 そして、助けて欲しいときは、誰かに助けてもらいながら、今まで通りの生活を続ける。 そんなことを「老人の日」の今日、高齢者の皆さんに、自分自身で考えていただくことが大事かなと思います。 記事一覧を見る