季節 だより ホームページ事務局より季節を感じる言葉、俳句、歌などちょっとしたコラムをお届けします。 2025/12/03 「師走」 12月を師走という。 手紙を書く時の時候の挨拶では12月1日から中旬までを師走といい、それ以降、年末には使わないそうです。 師走の師は先生。先生も走るくらい忙しい月??と思いがちですが、実はもっと深い意味があります。 先ず一つ目は、師は僧侶という説。12月はお寺の法要などが多く、非常に忙しい時期で、師が走るという事で師走。 二つ目は、12月が旧歴の最後の月で年が終わるので、やるべきことはやり遂げるという意味で「為果つ(しはつ)」が元になっているという説。 やるべきことを今年中にやるためには忙しく走り回ることになりそうですが、新しい年を、新鮮な気持ちで迎えることができるように、この師走の過ごし方を考えてみたいなと思います。 記事一覧を見る