和合まちかど情報

2024/09/05

  「白式部」

• 庭の「白式部」が白い実をつけ始めました。
  「白式部」は「紫式部」という紫の実をつける品種の実の白いものをいいます。
  
  さて、現在NHK大河ドラマで放映中の「光る君」。
  テレビでは「紫式部」は、ようやく一条天皇の中宮である彰子の女房として、「藤壺」と呼ばれる庭に藤の花が植えられていた天皇のお后などが住まわれるところに上がり、いよいよ、「源氏物語」を書き始めました。
  
  「源氏物語」の巻頭を飾る「桐壺」は、桐の木が植えられていた内裏の別名。
  全５４帖の第１帖の「桐壺」では桐壺の帝と桐壺の更衣の契りから、光源氏が１２歳になるまでが書かれています。
  
  ～「源氏物語」第一帖　桐壺　の冒頭の原文～
  いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり。
  
  全５４帖からなる源氏物語は平安時代の宮廷社会を舞台に主人公光源氏の人生を描いた長編小説です。古典文学の最高峰とされ、たくさんの翻訳本も出されています。ぜひ、秋の夜長に、もう一度手に取ってみてはいかがでしょうか…
  
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