和合まちかど情報 町内で見つけた、きれいな花、お得な情報、皆様から投稿いただいた写真などを掲載します。 「季節だより」からこちらに移りました。 皆様からの投稿をお待ちしています。 2026/10/18 「三嶋神社馬舟平の米作り」 昭和の時代、宮前の権現谷川筋の農家の人達は川の水を活用し水田に依る稲作(水稲)をしていましたが、神社北方台地の馬舟平の農家は水が無く赤土の地で、米作りはできず、農家と云えども、国からの配給米を受けて居ましたが、当時はどの家も大人数家族で、配給米だけでは暮らして行けず、なんとか米作りをと願い行われた米作りが陸稲(おかぼ)農法でした。一番の問題は水の確保でしたが、深井戸を掘り、石油発動機のポンプで水を汲み上げ、畑に導き潤したものでしたが、乾いた赤土台地。水は直ぐに浸み込み、畑田全面には水は中々行き渡らずの状態で、先ずは稲田作りに難苦いたしたものです。 陸稲(おかぼ)は、水田と違い田植えはなく、畝を作り稲の種を蒔いたものです。水稲と違い、田の草取り等はなかったものですが、収穫量と品質は水稲に比べ大分劣ったものでしたが、それでも貧しい農家には、貴重な食糧米となったものです。 又、脱穀した稲わらは、農家にとっては縄や筵として活用。野菜畑や茶畑の敷き藁、肥料として有効活用しましたが、その後、陸稲(おかぼ)作りは外国米や国産米の増産で長く続かなかったものです。 今も、お米の問題は、世間を騒がせているものですが、今年も秋祭りの御神前には五穀豊穣を願い、「お水とお米」は古来より農作物の感謝の捧げ物として、御神饌の献上品として欠かせません。地元富塚小学校の校歌は「♪垂穂豊かな~」で始まるお米にまつわる歌詞となっています 筆耕 三嶋神社氏子総代 松本貞二氏 ~三嶋神社だより 10月号より抜粋~ 記事一覧を見る