浜松まつり 五輪連ニュース
2024/04/16
「糸目付」- 浜松まつりで揚げる凧に糸をつけることを「糸目付」と言います。
①初子さんのお宅にラッパと太鼓で景気付けをし、みんなで運んでいきます。
②施主様に初凧をお渡しします
③糸目付の準備(糸は、麻糸。6畳凧の場合、太い親糸3本、細い小糸26本)
④施主様が最初の糸を凧に付けます(凧の右上、家紋のところ…親糸)
⑤次は反対側(親糸)、そして設計図を見ながら小糸をつけていきます。 まずは千枚通しで表から決まった位置に小さな穴を開け、そこに表から麻糸を通し、後ろにいる人が凧の骨をまたがせて、表に出し、前にいる人がその糸を特別な結び方で結んでいきます。
⑥凧を少し寝かせて、全体に糸をつけていきます。3本目の親糸は凧の一番下のまん中。
⑦全ての糸がついたら、まず3本の親糸をバランスを見ながら、たるみ無く引っ張り、ひとつにまとめます。
⑧次は小糸をまとめていきます。上、下、左、右、たくさんの糸をまとめながら、バランスとたるみ加減を調整しながら先ほどの親糸と一緒に一つにまとめます
⑨手元の糸をよりながら、編んでいき、最後に半紙と水引で仕上げます。
⑩凧糸をきれいにまとめ、施主さんにお渡しします。
⑪施主様の記念撮影の後、ラッパと太鼓の音に合わせて、おめでとうございます!!の乾杯となります。
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