< 第一回 三嶋神社 >

今回 地元和合町内の身近な歴史の紹介として
馬船地区に有る「三嶋神社」を紹介致します。

「三嶋神社」は 社伝に依れば 創建は古く 大永年間(1500年代初頭)に、三嶋明神(現在の「三嶋大社」)より 御分霊を受けたと云われているものです。

◆社殿内には江戸時代の棟札が4枚掲げられてあると云われ、歴史をしのぶ事が出来ます。

境内西側には元亀3年三方ヶ原の戦いの際 この馬舟の谷にも徳川軍の陣が構えられ、その際 軍馬に水を飲ませた泉の畔に有った水神の祠が祀られていたものが、今は境内に移され「水神社」として祀られているものです。

◆神社由来に依れば 甲斐の武田軍将<馬場美濃守>からも宿陣の折り、青銅の御寄進や歴代藩主より領内の「山の神」として 崇敬篤く御寄進物等、有ったと伝えられているものです。

◆神社の石鳥居は氏子住民の方達よりの寄進で建てられ本年で建立110年の星霜を刻み、地域の変遷を見守って来たものです。

●宮前に流れる 権現谷川の堤防沿いは四季自然の中 良い散歩道となって居ます。

ぜひ 一度訪れて見て下さい。

和合町 8-1-2 松本貞司 記