< 第三回 大山祇神社 >

第三話として馬生地区の氏神様『大山祇(おおやまずみ)神社』 をご案内致します

神社の鎮座地(場所)は 浜松市中区 和合町 189 番地で 宮前の東下には段子川が流れ
風光良き地に 地域の護神 氏神社として鎮座して居るものです。
御祭神は 大山祇命(おおやまずみのみこと)
御由緒は 創立は 寛文二年 (1662) 寅年 九月十六日
伊予国(現愛媛県)越智郡大三島宮浦村 国弊大社「大山祇神社」 より勧請
<明治十五年八月に国に届け致したとの事>
御祭神の 大山祇命(大山積神)は 古事記や日本書紀では 山の神とされているが
伊予風土記によれば 海の神を意味する「和多志の大神」と記されて居て
大山祇命は 山の神と海の神を兼備する 大神として崇められているものです。

◆個人的推察として、この大神名の「和多志」 より <和合町> の町名由来語源の一つにも、と想うものです。
先年 境内社殿前に祀られていた火防の神「秋葉神社」の祠も 境内下段に遷座されてお参り易くなったものです。
神社近くには縄文時代中期頃の古来の人々が住んで居た跡(村長平遺跡)があり歴史も感じられます。
宮前の地は 春にはレンゲの花咲く田畑でしたが 近年開発され清新な住宅地となり多くの住宅も建てられているものです。
神社本殿への参道石段を登ると 境内より地域の発展を見渡せるものです

一度散歩に訪れて見て下さい。
(大山祇神社の(祇)の漢字文字が正しい文字変換となっていない事ご了承下さい。)

<和合町 8-1-2 松本 貞司 記>