Shining Life (素敵な人生) 和合町で素敵な人生を送っている方にインタビューし、月1回掲載します。 2024/07/10 「聴導犬といっしょに」 6部にお住いの松本怜美さん。 28歳の時、突発性難聴になり、治療を行ったけれど聴力は戻らなかったそうです。 かかっていた病院の先生から聴導犬の情報提供を受け、32才の時から聴導犬と生活するようになったとおっしゃいます。(現在の聴導犬は2匹目) 聴導犬は、訓練所でまず約10か月の基本的な訓練を受けます。その後、訓練センターにて、将来の主人となる耳の不自由な人との合同訓練に入ります。宿泊訓練も含め、犬の飼育法、犬とのコミュニケーションの取り方などを学び、実生活の中で聴導犬が音を知らせる訓練を行います。その後認定試験を受けて訓練所を卒業します。その後、自宅に戻り、聴導犬との信頼関係を作りながら徐々にスムーズな生活ができるようになるのには1年位かかります。 聴覚に障がいがあることは、見ただけではわかりません。そのために必要なサポートが受けにくいのですが、聴導犬を連れていることで、それが一目でわかります。 (聴導犬と書かれたケープをつけているのですぐにわかります。) 普段はペットと同じ暮らしをしていて、必要な音がしたら瞬時に判断して伝えてくれます。今では、とっても頼りになる、なくてはならないパートナーです。 自立と社会参加ができるのは「聴導犬」サリーのおかげです、と話されていました。 記事一覧を見る