Shining Life (素敵な人生) 和合町で素敵な人生を送っている方にインタビューし、月1回掲載します。 2024/09/10 知的好奇心に満たされた日々 4部にお住いの柴田則子さん。若いときから、お寺や、神社、骨とう品に興味があり、お勤めをされるようになってから、京都などに出かけ、自分の目で見て確かめる小さな旅をされていたそうです。ご結婚後も定年まで勤め上げ、少し時間ができたと思ったとき、ふと目に入ったのが「浜松観光ボランテイアガイド養成講座」の募集要項。講座を受け2010年から、12年間浜松観光ボランティアガイドとして、浜松城を中心に広がる郷土の歴史、・文化をはじめ、美しい自然や味覚等魅力あふれる浜松を、訪れる人たちのために、また、浜松市内や、周辺市町村の方々にも「わが街浜松」を愛してもらえるように、との思いを込めて社会への恩返しとして活動されてきました。皆さんにガイドするために、あらかじめたくさんのことを調べ、学び、実際に現地に行くことで、自分の知的好奇心が満たされ、わくわくしたとお話しくださいました。 その活動の中では、子ども達を対象に行った「2021年夏休み自由研究やらまいか」の企画や「静大教育学部附属浜松中での総合学習LIFE TIME」での子ども達とのかかわりは、とても感慨深いものであり、そこに参加した生徒さんが自分たちの活動を、「社会を支えることは、話す力、聞く力、行動力、自分と地域への愛」と捉え、発表してくれたことがとても心に残っていると話されていました。 一方、ボランテイアガイドをされながら、2012年の今治城からはじまり2018年の根城(八戸)まで日本100名城をすべて制覇されています。全国に散らばる100のお城に行くために、列車の路線図を見て、時刻表を繰り、旅のスケジュールを立てるのもすべて自分。日本100名城ガイドブックと付録についてきたスタンプ帳を手に100のお城を訪れ、現地に行って見てきたこと、先人の力に感動したこと、そこから学んだことは、ボランテイアガイドをする上で、とても勉強になったとおっしゃっていました。 現在は観光ボランテイアガイドのお仕事からは離れられ、次にやる事を探しているとおっしゃる柴田さん。きっと、特別探さなくても、また何かが柴田さんのところにやってくるのだろうなと思いました。「観光ボランテイアガイド」の募集要項が目についたように…。 記事一覧を見る