Shining Life (素敵な人生)
和合町で素敵な人生を送っている方にインタビューし、月1回掲載します。
2025/02/10
人との繋がりを大切に- 2部にお住いの外山辰郎さん。
現在は、和合町の民生委員、自治会では何度も部長や組長を引き受けてくださっています。
さて、そんな、外山さん。子供の頃から運動が大好きな少年で、中学高校ではバレーボール部のエースだったそうです。バレーボールはその後も続けられ、地域のクラブチームなどで活躍されます。その頃、学校五日制がはじまり、その受け皿として中学校の恩師と共に、子どものためのバレーボール教室を始めます。これは、選手を育てるものではなく、バレーボールを楽しむための教室として、浜松市の5か所で子ども達を集めて開催。現在も、市のバレーボール教室として続いています。年に2回の教室対抗の試合があり、バレーボール協会、地域のママさんバレーの方々、ボランテイアの方々と共に、スポーツを通じてたくさんの人との繋がりができたとおっしゃいます。
21世紀に入り、国際交流の必要性が国としての課題の一つとされ、国際会議や様々な国際大会の開催が盛んになってきます。そして、国際大会の地方誘致が、経済効果と、地域の活性化が図れるという事で、様々な国際大会が全国で行われるようになりました。
浜松でも、バレーボールの国際大会(ワールドカップ浜松大会)が浜松アリーナを会場に2003年、2007年、2011年、2015年と4大会連続で開催されました。
国際大会を開催し、運営を行うには、様々な準備が必要となります。国際大会で決められた条件内でハード面の準備はもちろんの事、ソフト面での通訳やコーディネート業務が必要となります。外山さんは、これらの国際大会が開催された時、通訳・随行部として、外国のチームと行動を共にし、様々な業務に携わる仕事をされます。選手が、ベストな状態で試合に臨めるように、きめ細かいサポートをしてこられたそうです。コーチや、監督から、こんなこと?というお願いをされることもあったそうですが、選手たちのためにと、できるサポートはやってきたとおっしゃいます。そして、それは、ありがとうの言葉と、うれしそうな笑顔を見れば、吹っ飛んでしまうとおっしゃいます。
当時、サポートした外国チームの人とは今も交流があるとおっしゃる外山さん。とっても楽しかったよ。と、一緒に撮った写真を見せながら、素敵な笑顔で話してくださいました。
人のために何かやる、それは、何かの対価のためでなく、楽しいから。ありがとうの言葉だけでいい。とおっしゃる外山さん。
そのお気持ちは、現在の民生委員や、自治会でのお仕事に繋がっているのだろうなと思いました。
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