Shining Life (素敵な人生)
和合町で素敵な人生を送っている方にインタビューし、月1回掲載します。
2026/01/10
社会活動に参加して学んだこと- 前自治会長の仲田始さん。3人姉弟の末っ子として東三方町に生まれる。人の先頭に立つような子どもではなく、どちらかと言えば、後ろをついて行くような子どもだったそうです。小学校4年生の頃、大きな病気にかかり、お父様が荷台の付いた自転車で、週1回の通院と注射に、大工町の病院に連れて行ってくれたこと、その注射がとても痛かったのを覚えている。病気は完治した。中学に入ってバスケなどにも頑張っていた頃、父親が急逝した。その頃が一番辛かったとおっしゃいます。受験をして、浜松工業高校の土木科に入学、卒業後は浜松市役所に就職。定年まで、土木部門で主に水道行政、道路行政に関わってこられました。28歳で結婚。2人の息子を授かり、子どもと一緒にボーイスカウトに入団。子ども達は、成長するのに従い、ボーイスカウト内での所属組織もカブ隊、ボーイ隊と変わっていった。そして、自身もそれぞれの組織でのリーダーを任せられるようになり、子どもと共に、仲間に支えられて成長していったとおっしゃいます。最終的には、地区の委員長、県の副理事長などに就任し、2016年8月に富士山麓で開催された第12回日本アグーナリー(ボーイスカウトの障がい者による全国大会)の際には、秋篠宮殿下と眞子さまのご案内係を拝命したのが、思い出の一つだと笑顔で話してくださいました。
ボーイスカウトに関わった最初の頃は、子ども達を見守るのではなく、叱ってばかりいたけれど、だんだんと、子どもの行動を追えるようになっていった。そして、見守りながら、子ども達の安全、危険対応等を考え、危機管理を行うことが大人の役割、リーダーの役割だという事を自覚するようになったとおっしゃいます。
また、ボーイスカウト内の大人同士のかかわりの中で、今までの役所関係の人との付き合いでは気が付かなかったこと、価値観の違いなどを経験し、これは本当に大きな人生の宝物になったそうです。
市役所を退職後は、自治会活動に参加するようになり、副自治会長を3年、その後自治会長を6年、現在は相談役として活動を続けられています。
「自主防災隊、防災訓練、自治会の運営や、イベントごとについて、役所との繋がりを保ちながら、様々な町民の意見を聞き、自分なりに理解して、真剣に向き合ってきた。
企画を立て、計画を作り、それを実践し、事後評価を行い、次に繋ぐ。それが、ステップアップになる。」
役所での仕事、ボーイスカウトでの経験、自治会のトップとしてやってきた中で、身に付いた事だとお話しくださいました。たくさんの人と真摯に向き合い、真面目に様々なことに取り組んでこられた経験の上に、今の仲田さんがあるのだな。と感じました。
多種多様な価値観を受け入れ、変化していく社会に呼応して、自治会活動も変わっていく必要性が叫ばれる中で、和合町自治会がどのように変わっていくのかを見守り、お手伝いを続けて行ければと、現在も社会活動として町民の皆さんのために動いてくださっている仲田さん。素敵な人生はまだまだ続きます。

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