大好き うまっぴー 2023/04/12 浜松まつり ものしりコーナー その1「凧について」 浜松まつりで揚げる大凧。正方形で真ん中から尻尾骨という竹の棒?が出ています。 そもそも、凧は、女竹を二つに割った親竹と真竹か淡竹を細かく裂いた小骨で、骨組みを作り、そこに、美濃大判紙を貼って、そこに凧印を描いて作ります。 女竹(メダケ)…男竹(オトコダケ)と呼ばれる真竹より細くて柔らかな様子から女竹(メダケ)と呼ばれる。笹の仲間。 美濃大判紙…美濃和紙は、岐阜県美濃市で作られてきた和紙。上質な原料(こうぞ)を使い、長良川や板取川の流域で1300年前から作られてきた歴史があります。障子や提灯、和傘、凧など様々な用途に使用されてきました。 1帖の凧で、美濃大伴紙を12枚貼るそうです。よって、うまっぴーの凧は5帖なので計算すると60枚の美濃大判紙が貼られていることになります。 この後、図柄を描いていきます。凧の裏側からもよく見えるように浸透性のある染料で色を付けます。この染料も毎年同じように見えても、職人さんの調合によって、より美しく仕上がるように作られています。 記事一覧を見る